【毎朝10分片づけクラブ体験談 vol.1】自分を好きになれるきっかけは、朝の10分間から生まれる

「片づけとは、私にとって『自分を大切にすること』です」

毎朝10分片づけクラブ(以下、片づけクラブ)に2022年3月から参加しているmayuさん。「あなたにとっての片づけとは?」の質問を事前に送ったところ、ずっと考えていたと言いつつも、インタビューでは迷いもなくストレートに答えが返ってきました。

mayuさんは片づけクラブに入ってから、生活リズムが整ったり、パートナーとのコミュニケーションが増えたりといいことずくめだそうです。

「片づけができる自分であれば、自己肯定感が上がり自分を大切にすることにつながる」。

mayuさんが感じたことは、クラブを主宰する下河内優子さん(以下、ゆっこさん)が伝えたい、大切なメッセージでもあります。mayuさんが片づけクラブと出会ったきっかけや、入部した理由、入部してからの変化について深掘りしました。

プロフィール

mayu(まゆ)さん 「自分で自分を笑顔にできる女性を増やすこと」がビジョンの軸。予防医学事業や起業スクール数社の事務サポート、カードによるセッション、恋愛コンサルなど活動範囲は幅広い。笑顔になれなかった過去の経験を活かし、フリーランスで活動中。自らをセラピストと位置づけ、あらゆる方法で人を癒し、笑顔にしている。大阪在住。

素敵な人だと思ってつながったら、片づけクラブに出会えた

Q
片づけクラブはどうやって知りましたか?
A

実はどうやって知ったのかをちゃんと覚えていなかったんです(笑)。片づけクラブ自体を知ったのは、たしかゆっこさんを知ったときだと思います。魔法の質問という質問力を身につけるオンライン講座を通じて、ゆっこさんとつながりました。

ちょうど結婚して大阪に来たばかりの頃で。「大阪にいる素敵な女性を見つけた!」と感じてFacebookでお友達申請したんです。投稿を読んでいるとやっぱり素敵な人だなぁと思って、人柄が伝わりました。

そんななかで、ゆっこさんの電子書籍「時短家事の始め方」が出版されることを知り、kindleで即購入して読みました。この本は私の片づけに対するパラダイムが変わるきっかけになりましたね。さらに出版記念の無料読書会にも参加して、片づけクラブに興味がわきました。

今思うと、片づけのやり方や時間の使い方など、一つ一つ工夫しながら改善していくゆっこさんの考え方に惹かれて、自然とゆっこさんに近づいていったのだと思います。

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理想の暮らしを実現するために仕組みを利用したかった

Q
片づけクラブ入部の決め手は何だったのでしょうか?
A

理由は3つあります。

一つ目は、ゆっこさんのもとでだったら、モノが少ない理想のお家にできるかもしれないと思ったからです。結婚して夫と暮らして2年が経ち、ようやく家のことができるようになりましたがモノが増えていく一方で。片づけられないことに困っていました。モノが溢れかえっている現実をわかっていながら、日々の忙しさに見て見ぬふりをしてたんです。

ですが、ゆっこさんの本を読んで「そうか、モノを通して自分と向き合うことがまず大事なんだ」と思ったんですよね。片づけクラブでやれば、現実逃避せずに自分と向き合えるイメージができたんです。

二つ目は、いずれ子どもを産んで育てていく中で、家のこともやらなくてはいけないときにゆっこさんの経験談が聞ければと思いました。3人のお子さんを育てながら、家の片づけをされているゆっこさんはいわば、子育てと片づけの”プロ”。一から自分で考えてやろうとすると大変なので、その道のプロに聞くのが一番だと思っています。

三つ目は、私自身がフリーランスとして活動するにあたって、朝の習慣化作りを課題としていたタイミングだったことです。何をやるべきかは色々と学んでいたのでわかっていましたが、いざ実行に移すとなるとひとりではなかなか難しくて。

あと、自分でも朝活をやっているのでコミュニティづくりを学びたいと思っていたんですよね。だからこそ、何かの仕組みを活用させてもらいたいと考えていました。片づけクラブと出会ったのはちょうど仕組みを探していたときだったんです。

生活リズムが整うと心も身体も楽になる

Q
片づけクラブに入部してからどんな変化がありましたか?
A

そうですね、まず夫との朝のコミュニケーションが増えて夫婦仲がより深まりました。夫は毎朝5時半に家を出ます。片づけクラブ入部前だと、私はまだ寝ていました。夫は私に起きて欲しそうでしたが(笑)。「本当は寝ていたいのに」と被害者意識を持ちながら起きるのはよくないなと思っていたので、私は起きない選択肢を選んでいました。それが片づけクラブに入部してからは、私に起きる理由ができたんですよね。自分が起きる理由があると、朝起きて夫を送り出せるようになったので、夫がすごく喜んでくれています。

私は私で、午前中に仕事を終わらせて午後は思いっきりお昼寝ができるようになり、仕事のリズムが作りやすくなりました。また、身体を朝から動かすことは片づけクラブの時間以外でも習慣化されてきました。22日以降の自習期間でも、みんなでやっている肩甲骨はがしをひとりでやったり、ラジオ体操をしたりしています。朝に運動する、日光を浴びるなどセロトニンが増える生活習慣が大切であることは知っていましたが、リズムある生活だと身体が楽になるのを実感しました。

習慣化ができてくると気づいたのは、自分を褒めてあげられることです。朝起きれただけで自己肯定感が上がるんですよ。何よりもゆっこさんの承認力がすごい(笑)。オトナになると大したことではないと思うようなことでも、「いいね!いいね!」と褒めてもらえたら嬉しくて。楽しくなってきました。

今よりも、もっとよくなりたいと思う人が集う場所

Q
片づけクラブを続けている理由は何ですか?
A

私は今まで心理学や健康分野でいろんなことを学んできましたが、片づけクラブではやった方がいいことが短時間に詰め込まれていて感動したんです。片づけをみんなで一緒にやるだけでなく、朝のストレッチや自分と向き合うための質問に答えたり、一日のゴール設定をしたり、タスクの優先順位を決めたりと重要なポイントを絞って作られているプログラムになっています。

そして、片づけクラブにはゆっこさんの人柄やエネルギーに集まった人たちがいます。向上心を持って、今よりももっといい状態にしたいと思って取り組んでいる方々ばかり。居心地がよくて、自然に動ける自分がいます。「私も片づけクラブで何かできることはあるかな?」と考えながら参加しているので、継続できているのかもしれません。

迷うのは気になっているから。一歩を踏み出せば未来が待っている

Q
最後に片付けクラブへの参加を迷われている方へメッセージをお願いします。
A

迷っているということは、気になっていること。気になっていなければ、迷いもしないと思うんですよ。

私の話になりますが、私は「悔いのない人生を生きること」を人生の目的としています。やってやらなかったらよかったと思うものは、経験になったと、いくらでも自分の中で解釈の変更ができる。でも、やりたいと思ったけどやらなかった後悔は、経験として残らないから自分の中で解釈の変更ができないままでずっと残ってしまう。その選択をするのが、未来の自分に対してかわいそうだと思うんですよ。私は迷ったら「本当はどうしたい?」と自分に問いかけて「本当はやりたい」と言っている時点で行動してきました。そうすると少しずつ自分を承認できて好きになれるから。

今迷われている方も一歩を踏み出したら、絶対何かしらの結果や望む未来が待っていると思います。素敵な仲間にも会えますし、なによりも自分のことを好きになれるきっかけにできますよ。

おわりに

mayuさんは向き合い続けた人。そんな印象があります。仕事、パートナー、自分自身についても、向き合い続けては飛び込んでを繰り返す。言葉選びの一つ一つにmayuさんの生き方が表れているように感じました。

インタビューが終わってからmayuさんは「ゆっこさんのビジョンが聞きたいです」とゆっこさんへ逆質問。女性が笑顔でいられる社会、自分で自分を褒めて笑顔にできる人が増える世界はmayuさんとゆっこさんが描く共通のビジョン。話題はつきません。「ぜひ何か手伝わせてください」とmayuさん。片づけクラブからまた新しい何かが生まれそうです。

自分を好きになるきっかけは、何か特別なできごとがなくてもあるんです。毎朝、たった10分間の片づけでそのきっかけを掴みませんか?

ライター : 紗矢香

この記事を書いた人

紗矢香

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